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東京理科大学と第一生命が包括連携協定を締結

更新日:2019年5月20日

〈学校法人東京理科大学〉〈第一生命保険株式会社〉


~産学連携によるデータサイエンティスト育成と先端テクノロジーの発掘~


学校法人東京理科大学(理事長:本山 和夫、以下「理科大」)と第一生命保険株式会社(代表取締役社長: 稲垣 精二、以下「第一生命」)は、産学連携によるイノベーション創出と地方創生・地域活性化を通じた社会課題の解決 を目的に、包括連携協定を締結しました。

あらゆる産業でビッグデータの利活用が進む中、これを担う「データサイエンティスト」育成の必要性が高まっています。今回の 協定では、その一翼を担うべく、産学の人財交流を通じて、「データサイエンティスト」の育成に取り組みます。あわせて、理科大 出身の先端テクノロジー・ベンチャー企業等への投資や生命保険ビジネスへの応用を検討することで、産学連携によるイノベー ション創出を目指します。


1. 包括連携協定項目


地域活性化
イノベーション創出 地方創生

2. 両者の取組み

理科大は、従来よりデータサイエンスの領域で高いプレゼンスを示し、2019 年4月より、「データサイエンスに関わる共同研 究」や「企業からの要請に基づき、本学のリソースを活用した実践的教育プログラムの実施」などの実現に向けたデータサイエン スセンター1を新設するなど、今後の先端理系人財の育成の取組む方針です。


第一生命では、健康寿命の延伸や QOL 向上等を目指した価値創造・顧客体験に向けて、InsTech2による更なる保険 とITを融合した新たな商品・サービスの研究開発を進めています。この一環として、データサイエンティストの育成強化や、成 長期待の高い先端テクノロジー・ベンチャー企業の発掘・投資を行っています。


1 .理科大の理学系・工学系・薬学系・生命医科学系・経営学系などの専門領域の研究とデータサイエンスとの融合を図るプラットフォームを提供するとともに、理科 大データサイエンス分野の教育研究の向上及び社会貢献の促進を図ることを目指し、2019 年 4 月に設置する予定です。

2 .InsTech とは、保険ビジネス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の両面から生命保険事業独自のイノベーションを創出する活動であり、最優先の戦 略課題として、第一生命グループ全体で推進しています。外部の開発力・アイデアを積極的に取り入れ、他業態との連携(エコシステム)を実現しながら、生命 保険業界全体のイノベーションをリードしていくことを目指します。


3. 具体的な取組内容(協定締結後第1弾)

「InsTech 分野の共同研究」

  ●ビッグデータ分析による健康リスクの指標化に関して、知見・データの解析技 術・人員等を共有し、健康増進や予防行動を促す新たなサービスの可能 性を研究。

  ●認知症、生活習慣病、介護等の予防や早期発見に係る、新たな知見や 治療法・およびその活用方法についての共同研究を実施。


「データサイエンティスト等の 先端理系人財の育成」

  ●理科大のリソースを活用した実践的教育 プログラムにより、第一生命のデータサイエ ンティストを育成。

●2019 年度の採用活動より、理科大の学 生をインターンシップ活動の一環として受け入 れ、理科大生の就業を支援。


「 ベンチャー企業等の発掘・投資」

● 理科大発ベンチャーキャピタルファンド「TUSIC投資事業有限責任組合」に対し、アンカー投 資家として、理科大と第一生命が共同投資。

  ●理科大のシーズを活用したベンチャー企業等 の起業支援を行う。併せて、ベンチャー企業等 が利用できる「インキュベーションオフィス3」を含 むオフィスビルに共同投資。


「地方創生・地方活性化」

●理科大のキャンパス設置地域における再 開発・理科大関連施設の拡充や、事業 創生プロジェクトの共同取組


※協議・検討中の事項を含みます。

3 起業を支援する機能を持つオフィス


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